糖尿病の代謝に関わる微量ミネラルは、細胞周辺の情報伝達に深く関予している。
人間のからだは数多くの酵素反応によって絶妙に循環活動をしている。物質と物質の化学反応をスムーズに行うためには、その物質のもつ情報(信号)が正しく相手に伝わり、処理されることが前提である。
糖尿病とは、明らかに体内の情報系の伝達障害の状態だといえる。インスリン、ブドウ糖、インスリン受容体、ブドウ糖運搬体という4つの要素が円滑に情報(信号)のやり取りをしている状態が本来の姿である。
日本人の糖尿病の95%を占めるといわれる2型糖尿病は、インスリンは正常に出ているのだ。またブドウ糖も十分にあり、それぞれ細胞表面までは辿り着いている。ところが、肝心のインスリン受容体がはたらかず、ブドウ糖運搬体も細胞の表面に出てこないのだ。その結果、ブドウ糖は血液をグルグル回り続け、最終的に尿から排出されてしまう。
しかし、ここで注意しなければいけないことがある。今行われている薬事療法では、この状態に対する対処法に疑問符が付いている。つまり、上の状態の解釈がインスリンの活性が鈍い、だからインスリン抗体反応が出ている。そしてインスリン受容体のはたらきが弱い、などと個別に要素を分けてしまっている。
問題は、4つの要素はバラバラではなく、リンクしているという視点が欠けているのである。つまり、情報交換の視点が皆無なので物質を投与して対処するしか方法論を持たない点である。
しかし、治癒が困難な糖尿病の改善へのアプローチのヒントは、細胞周辺の情報交換にあると見て間違いない。その視点で見たとき、細胞内と細胞外のPH差に着目した奥田拓道教授の仮説は、高く評価できる内容だと思う。細胞周辺の代謝に関わる重要な条件が、体液と細胞内液のPH差だということだ。つまり水の環境を整えれば4つの要素は自ずと活性化しスムーズに連携していくと考えられるのである。
ここに、バナジウム天然水が注目される理由がある。
つまり、2型糖尿病というインスリン非依存型の場合には、細胞周辺の水の環境整備さえ整えば、本来の代謝は回復し正常な状態に戻ると考えられる。
だから、悪い情報因子である有害物質は極力避けなければならない。薬事療法と並行した食事療法においても、単にカロリーや緑黄色野菜や糖分カットを重視する栄養学でなく、添加物などの有害物質を入れないことも並行して行わなければならない。その中でも、バナジウム天然水は不可欠のそんざいである。
